歯科における表面麻酔はキシロカインが主成分となっており、抜歯のさい主に使用します。
以前は局所麻酔薬の注射を打っていましたが、注射針を刺すときに痛みがあるため、刺す前に表面麻酔薬を使用することがあります。痛みに敏感な子ども、あるいはお年寄りに使うことがあります。また歯列矯正においては、矯正する歯にワイヤーをかける場合があり、ワイヤー装着の際、痛み(鈍痛)を生じることがないように表面麻酔薬を塗ります。
表面麻酔薬を使うときは脱脂綿に麻酔液を染み込ませて、患部に塗ります。すぐに効果があらわれてきます。特に子どもや小児は、針を怖がるので、歯医者さんは前もって表面麻酔を使うことがよくあります。
副作用のこともありますので詳しくは歯医者さんから説明を受けてください。