舌痛症とは、舌がヒリヒリしたりピリピリするなどの症状が慢性的にある状態で、口腔内灼熱症候群とも呼ばれています。
食事をとったり会話をすることにはほとんど支障がありませんが、刺激の強い食事をしたり心身の疲労や睡眠不足などで悪化します。一般的に舌痛症の人の多くは、唾液が減少しているいわゆるドライマウスの状態であることが認められます。
舌痛症になる原因はよくわかっていないのが実情ですが、更年期障害や自律神経失調症との関連性が考えられています。痛み以外にも味覚の異常や口の乾燥感など口腔内の触覚および味覚に異常感を訴える人も多いです。
また男女で発症のしやすさに差があり男性よりも女性に多くみられるのが特徴です。