舌痛症というのを聞いたことはありますか。ぜっつうしょうと読み、痛みが唯一の症状です。
50から60代女性に多いと言われており、患者さんの多くは唾液が著しく減少しドライマウスの状態になっています。
最近では、男性にも増えてきている舌痛症の主な特徴は、午前中よりも夕方や夜にかけて痛みが伴うことや口の中の渇きや味覚の変化も伴うことがしばしばあります。入れ歯などが原因の場合もありますが、はっきりとした治療法はないので、すべきこととしては抗うつ薬の処方をしてもらうことです。過剰にストレスを感じていたり、銀歯や入れ歯だという男性は舌痛症になりやすいと考えられます。
高齢者にも診られる症状ですので、少しでも疑いのある場合は医師に診断してもらうことをおすすめします。