最近の若い方を中心に反対咬合である方が増えています。昔に比べると硬い物を食べる習慣が減っていることもあり、顎が細い方が日本人の方でも増えています。
反対咬合を詳しく説明すると、下あごが上あごよりも出てしまっている状態です。下あごが前に出ることで、噛み合わせが悪くなったり、歯並びが悪くなり、歯列矯正を受けるという方も少なくないのですが、大人になってから反対咬合を治すと外科手術が必要になるケースもあり、入院を要することもあります。
子供のうちから少しずつ対策をしておくことで、将来的な外科手術のような大掛かりな対処法を避けることに繋がります。
反対咬合の場合、噛み合わせが悪いのでむし歯になりやすい症状が出ることもあります。軽いむし歯であれば再石灰化を促すことで治療できることもありますので、歯科医院で相談してみましょう。