エナメル質は歯の一番外側の部分で人間の体の中で最も硬い組織となり、色は半透明で歯が白く見るのはエナメル質の下にある象牙質が透けて見えるためで、厚さは個人差にもよりますが2~3mm程度となります。
このエナメル質は強いブラッシングや固い食べ物などで傷が付き、歯垢から出る酸で内部のミネラル成分が溶け出してダメージを受けるので若い時期すべきこととして虫歯予防があり歯を強くさせるためには歯磨き剤に含まれているフッ素が強く関係しているので、正しい歯磨き方法によってエナメル質の再石灰化を促進してくれる働きがあります。
また唾液も再石灰化する役割がありますが、分泌量が減るとドライマウスなどの症状となりエナメル質の劣化や舌痛症などの原因となるので注意が必要です。