ドライマウスの原因が抗うつ薬や抗ヒスタミン剤や利尿剤などの薬によるものの場合は、薬を変更したり中止したりすれば、スムーズに改善します。
しかし、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が引き金になっている場合や、唾液腺が攻撃されて壊されてしまうシェーグレン症候群などが原因の場合は、気長に治療する必要があります。
ドライマウス自体は長期戦となりますが、口臭や歯周病や虫歯菌の増加に対しては、高い効果が期待できる薬もあります。
時々は歯医者さんで定期検診を受けて、虫歯のチェックだけではなく唾液量もチェックしてもらいましょう。年齢を重ねると唾液量も減ってくる傾向があります。また更年期障害の一症状としてドライマウスになることもあるので、更年期を迎える前に、歯や口腔内のチェックは是非ともすべきことです。